ライフサイエンス分野でのパブリッククラウド利用を目指したハッカーソンを実施します。
開催趣旨:
ライフサイエンス分野では、大量のデータを出力するDNAシーケンサーや顕微鏡などの進歩により、大量のデータを解析し、可視化し、共有する必要が出てきました。また、このようなデータが公的データベースで大量に提供されており、これらのオープンデータと、自身のデータを比較しなければ、研究ができなくなってきています。
様々なデータを解析するためには、様々なプログラムと計算機、データベースを複雑に組み合わせで実現しなければなりません。さらに、このようなデータがいつどのぐらい出力されるかは、不確定な生物実験の進捗に強く依存するため、事前に計算量の見積りが困難で、計算機の確保や計算環境の構築が困難になります。このような背景から、ライフサイエンス分野での科学計算が高度化し、再現のある計算が困難になりつつあります。
これらの問題を解決するために、いつでも自由に柔軟に計算リソースを仮想的に確保し、ソフトウェア環境を再現良く確保できるパブリッククラウドの利用が注目されつつあります。そこで、ライフサイエンス分野でクラウドを利用し、研究を促進できるか、実際に体験するハッカーソンを実施します。ライフサイエンス分野の様々な分野からの参加を歓迎します。
日時: 12月16-17日 (土、日)
場所: 品川、日本マイクロソフト本社 会議室
参加申し込み: support-bit at riken dot jp へご連絡だください。
企画書: バイオクラウドハッカーソン2017企画書
プログラム:
12/16 (土)
10:00 MS Azureの説明
11:00 Lighting Talk
13:00- ハッカーソン
17:30- プログレス発表
12/17 (日)
10:00-12:00 ハッカーソン
13:00-16:00 ハッカーソン
17:00-18:00 プログレス発表
18:00-18:10 Closing Remarks
主催:
理化学研究所バイオインフォマティクス研究開発ユニット / 日本マイクロソフト