「多細胞間での時空間的な相互作用の理解を目指した技術・解析基盤の創出」体表多様性を創発する上皮―間充織相互作用の動的制御機構の解明 (代表: 藤原 裕展)が、分担研究者として採択されました。
生物は、多様な体外環境に適応して体内環境を一定に保つために、体表の構造と機能の著しい多様性を生み出しました。しかし、体表が多様な形態と機能を自在に生むしくみや理論はよく分かっていません。本研究では、上皮と間充織というヘテロな組織の間の細胞間相互作用と、その相互作用の変化が多様な体表機能を創発するという新しい視点に立ち、そのしくみを、細胞間相互作用の時空間的発展の1細胞解析を通して明らかにします。
2020/04/01 追記: 本年度より本研究は東京医科歯科大学難治疾患研究所ゲノム機能情報分野 (教授: 二階堂愛)で実施されます。