理研BDRの藤原研との共同研究で、毛包幹細胞の起源の定説を覆す発見をしました。
4DイメージングとRamDA-seqを駆使してデータ駆動的に幹細胞の起源と誘導過程の系譜を明らかにできました。技術的には、光変換型蛍光タンパク質KikGRを全身の細胞核で発現したマウスを使って、特定の時空間の細胞を標識し1細胞RNA-seqをしているところが面白いと思います。時空間情報がなくなるscRNA-seqの弱点に対するひとつの回答になっています。我々が開発したRamDA-seq法で解析しています。
Ritsuko Morita, Noriko Sanzen, Hiroko Sasaki, Tetsutaro Hayashi, Mana Umeda, Mika Yoshimura, Takaki Yamamoto, Tatsuo Shibata, Takaya Abe, Hiroshi Kiyonari, Yasuhide Furuta, Itoshi Nikaido, and Hironobu Fujiwara.
Tracing the origin of hair follicle stem cells.
Nature. 2021
日本語のプレスリリースは以下です