特発性自閉症は胎児期の造血系細胞のエピジェネティック異常が原因に

特発性自閉症の原因が胎児の時の造血系細胞のエピジェネティックな異常であり、その結果が脳や腸に見られる免疫異常であることをマウスモデルを利用して明らかにしました。神戸大の内匠先生が中心となった研究です。我々のグループでは1細胞RNA-seqを担当しました。

A common epigenetic mechanism across different cellular origins underlies systemic immune dysregulation in an idiopathic autism mouse model.

Chia-Wen Lin, Dian E Septyaningtrias, Hsu-Wen Chao, Mikiko Konda, Koji Atarashi, Kozue Takeshita, Kota Tamada, Jun Nomura, Yohei Sasagawa, Kaori Tanaka, Itoshi Nikaido, Kenya Honda, Thomas J McHugh, Toru Takumi

Molecular psychiatry 2022年5月2日  

日本語のプレスリリースは以下です。

自閉症原因は胎児の時から?