ゲノム科学、バイオインフォマティクスに関わる共同研究を我々に申し込む前に以下を確認・検討してみてください。ゲノム科学やバイオインフォマティクス技術は国内にたくさんの支援ラボやプロジェクトがあります。研究支援には研究開発と異なる専門性の高いスキルや体制が必要です。一方、我々は研究開発に特化したチームでそのようなノウハウを持ちません。レベルの高い支援を受けるには支援専門のラボと連携するほうがよく、研究の進展が圧倒的に早くなります。
またゲノム科学向けのスパコンなどの貸し出しサービスもあります。
まずはこれらの支援ラボ・センターのご活用をご検討ください。シーケンスのみであればアカデミアよりも民間の受託会社のほうが安く実施できますのでそちらも検討してください。
- 先進ゲノム: 科研費をお持ちのかたであれば審査を受けて最先端のゲノム科学・バイオインフォマティクスの支援をある程度無償で行ってもらえます。2020年度は年2回の募集がありました。
- BINDS: AMEDの支援プログラムです。最先端のゲノム科学の技術を開発者の手によって利用できます。審査があります。
- 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ゲノムデータ解析支援センター: ゲノム科学に関するバイオインフォマティクスの支援を行っています。
- 遺伝研スパコン: アカデミアであれば成果報告のみで無償でスパコンを利用できる。
- 文部科学省科学研究費新学術領域研究「コホート・生体試料支援プラットフォーム」: コホート研究で得られた生体検体の提供やゲノム科学実験、大規模データ解析の支援を行っているそうです。
このほかにも多くの大学の遺伝子実験施設で支援を行っています。お近くの大学の支援状況を調べてみてください。
- 大阪大学微生物病研究所遺伝情報実験センター: 1細胞RNA-seq, exome, bulk RNA-seq, メタゲノムなど多様な支援を学内外から行っているようです。
我々の開発した実験手法に興味のある方は以下の製品をご利用ください。またサポートに関しては販売元にご連絡をお願いします。それでも解決しない問題があれば我々にお気軽に連絡ください。
我々の開発したツールや実験技術についてソースコードやプロトコールを公開しています。以下をご参照ください。
ゲノム科学やバイオインフォマティクスについて学びたい方は以下の資料を参考にしてみてください。
単純なデータ生産のみを担当する共同研究は受け付けておりませんが、共同開発の要素が高く、互いに成果を高めあえる内容については共同研究を検討させていただきます。その場合は以下をご覧ください。
理化学研究所や東京科学大学に所属の方
優先的に共同研究をしますので別途ご相談ください。
企業の方へ
企業の1細胞ゲノミクスの立ち上げや解析相談を受け付けております。お気軽に連絡ください。初回は無償で行っており、2回目以降は技術指導契約が必要となります。費用の目安は産総研の例をご参照ください。産総研技術コンサルティング
契約の詳細は以下をご覧ください。
Quartz-Seq2を用いた企業間との共同研究をご希望の方は以下にお問い合わせください。