新しい実験室をセットアップしています

JST再生医療実現化ネットワークプロジェクトに採択され、1細胞採取から次世代シーケンサーの前処理までを行う実験機器を導入できることになりました。それに伴い新しく実験室を確保し、セットアップを開始しています。

第三期代表を務めたNGS現場の会第三回研究会も無事終了し、ラボの夏のレクレーション (サーマルサイクラーを自作しました) も行いました。今年度の残りは、新しい実験室をセットアップし、研究に集中できる環境を整えてつつ、実際に研究を進めていきたいと思います。

バイオインフォマティクスの研究員やテクニカルスタッフも募集しています。大学院生の方には、大学院リサーチアソシエイト(JRA)というインターン制度があります。お気軽に連絡を。

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再生医療実現拠点ネットワークプログラム技術開発個別課題に採択

再生医療実現拠点ネットワークプログラム平成25年度募集「技術開発個別課題」に採択されました。

課題名: iPS・分化細胞集団の不均質性を1細胞・全遺伝子解像度で高速に測定する技術の開発 研究代表者: 二階堂愛 ユニットリーダー

再生医療の有効性・安全性を高める1細胞オミックス技術をウェット・ドライ両面から研究開発していきます。

科学技術振興機構 再生医療実現拠点ネットワークプログラム平成25年度募集「疾患・組織別実用化研究拠点(拠点B)」および「技術開発個別課題」の採択課題の決定について

これに伴い、再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウムが開催されます。二階堂愛ユニットリーダーのポスター発表もあります。

科研費採択

ユニットリーダーの二階堂愛さんが若手研究(B)に採択されました。オミックスデータと物理化学的モデリングによって現象を表現する数理モデルを構築します。

また上級研究員の笹川洋平さんは、去年に引き続き、挑戦的萌芽研究を継続して「多数の1細胞から定量性のある網羅的遺伝子発現情報を取り出すための基盤技術の開発」を進めていきます。