第1回 バイオインフォマティクスデータ可視化セミナー

第1回 バイオインフォマティクスデータ可視化セミナー

概要

バイオインフォマティクスデータ可視化セミナーは、生物学のデータ解釈の効率を最大化するためのソフトウェア環境やその構築技術についてのセミナーです。バイオインフォマティクスでは定番となるデータ可視化手法が確立されていないことが多く、それぞれの研究内容に応じて独自のソフトウェアの実装が行われています。このセミナーでは各実装の共通部分の開発ベストプラクティスを共有し、本分であるデータ解釈の効率化を目指します。また様々な研究分野における可視化が抱える課題を共有し解決へ向けた情報交換を行います。

具体的な技術としては、Python言語やR言語のデータ可視化ツールの利用と実装、ワークフローのダッシュボード化、ネットワーク可視化ソフトウェア(Cytoscape)の利用・自動化などについて実験的なものや、開発中のものも含めて議論します。

産学官や学問分野などの垣根を越えて、可視化に関わる技術者や科学者などからの参加を広く募集します。 オープンクエスチョン前提の議論・交流を考えております。お気軽にご参加ください。

    • 日時:2018年12月26日 (水)、13時00分-18時
    • 場所:理化学研究所東京連絡事務所、15階会議室3,4
    • 住所:東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング [地図]
  • 問い合わせ: support-bayes at riken dot jp

プログラム(敬称略)

時間 内容
13:00-13:30 受付
13:30-13:35 オープニング

二階堂愛
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット
オープニング

13:35-13:40 諸注意など
石井学
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット
13:40-14:40 大野圭一朗
University of California, San Diego Trey Ideker Lab
/ National Resource for Network Biology / The Cytoscape Consortium
バイオインフォマティクス分野における可視化アプリケーション構築と維持の実際
14:40-15:10 休憩&ミキサー
15:10-15:40 柚木 克之
国立研究開発法人理化学研究所 生命医科学研究センター トランスオミクス研究YCIラボ
「トランスオミクスネットワークの解釈可能な視覚化: 2.5次元、事前知識、動画ツアー」
15:40-16:10 海津 一成
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオコンピューティング研究チーム
「細胞シミュレーションにおける可視化」
16:10-16:40 休憩&ミキサー
16:40-17:10 津川 裕司
国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター メタボローム情報研究チーム
「Visualization efficiency for annotating novel metabolites in mass spectrometry based metabolomics」
17:10-17:40 LT

  • 大阪大学医学部医学科、安水良明 (阪医Python会 活動報告)
  • 東京大学 大学院 新領域創成科学研究科、横山 稔之(TBA)
  • Daniel Chen (TBA)
17:40-17:45 石井学(国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット)
「クロージング」
公式な懇親会は予定していません。

講演は、発表、質疑応答、演者交代を含め、トータル30
分予定です。(一部講演は60分)

休憩とミキサーの時間を何度か取っておりますので、交流や議論などを深めていただければと思います。

これまでの関連する活動

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